"英彰こども食堂ここなら"代表の伊藤さんは、民生委員児童委員活動をきっかけに、「地域のみんなで子どもたちを見守りたい」との思いから2018年に子ども食堂をはじめました。
さらに、2021年には「自分たちで生きていくための力をつけてほしい」と小中学生を対象に週2回の学習サポートを開始しました。現在の登録数は60人。キャンセル待ちがでるほどの盛況ぶりです。
ボランティアで活動するスタッフは塾講師・図書館司書・フラダンス講師など様々です。スタッフは運営補助だけでなく、特技を活かしてお菓子作りや工作、百人一首などの先生として授業をすることもあります。
"考える力"を伸ばしてあげたいと、毎回子どもたちの関心や意欲をかき立てる工夫をこらし、取材当日は"都道府県クイズ"で子どもたちから「はい!はい!はいっ!」とたくさん手が挙がり活気に満ちていました。
「"夏のボランティアチャレンジ(当事業)"で学生ボランティアさんが来てくれると、私たちのようなおばちゃんの話を受け流す子どもたちが学生さんの話を真剣に聞き、憧れや夢を抱いたりするんです。そして、子どもだけでなく私たちスタッフにとっても良い刺激になってます。」と、当事業をうまく活用していただいていることを大変嬉しく感じました。
近畿大学3回生の田口知輝さん。以前から子ども食堂に関心があり、「アルバイトで塾の講師をしている経験を役に立てることができたら」と思い"夏のボランティアチャレンジ"に参加しました。
この日は初めて学習サポートのボランティア体験に参加しましたが、塾講師の経験もあるため、子どもたちの輪にすっと溶け込み、自然な雰囲気で温かく見守っていました。
参加した感想を尋ねると、「楽しいですね。今後も就活やバイトの合間に参加したいです。」と今後の活動についても意欲的に語ってくれて、その後も毎週ボランティア活動に参加して活躍しているそうです!
学習サポートの他にも、毎月定例開催の子ども食堂や、実験教室・和菓子作り体験・味噌作り・ドローン体験など様々なワークショップも実施しています。
自分の得意なことを活かしたボランティア活動ができるので、今後も幅広く学生さんに関わらず一芸ボランティアさん大募集です!
【問合先】英彰ことも食堂ここなら 伊藤:090-8755-4057
代表の伊藤さんの熱い想いに、子どももボランティア体験者もみんな引き込まれ、つながりの輪が広がっていくのだと感じました。今後の活動にも乞うご期待!
メリアキッズクラブは2022年に「子どもが地域の大人に認められ安心して過ごせる"居場所"を提供したい」との思いから子ども食堂を開設しました。
月に一度、小学生を対象に遊びや学習の見守りなど様々な過ごし方ができるよう五箇荘校区地域会館を開放しており、栄養ボリューム満点の手作り弁当も提供しています。夏休み期間などはメリアガーデンという畑での収穫や、採れた野菜を使った手作り料理を食べるなどの体験を楽しむことができます。
取材当日、スタッフが訪れた子どもと「学校楽しかった?」などと話しかけたり、保護者に「最近どうですか?」と相談しやすい雰囲気で声をかける場面がみられ、メリアキッズクラブは子どもの成長を見守る地域の中のあたたかな"居場所"であることを感じました。
代表の堀江さんは"夏のボランティアチャレンジ(当事業)"に協力した理由を「子どもの流行や興味関心に合わせて会話したり遊んだりできる若い人に来てほしかったから。」と話してくださいました。
小学校の教員を目指し大阪教育大学に通うNさん。
「授業とは異なる場面で子どもと関わりたい」との思いからボランティア体験に参加されました。「自分から話すのが苦手」とのことでしたが、子どもと将棋遊びをしながらとても楽しそうに談笑していました。
体験後に、「初めての活動で参加する前は緊張したけれど、"不慣れな私でも受け止めてくれる雰囲気"で居心地がよく楽しかったです。」「将来、教員として子どもたちにいろんなことを伝えていくためには、知識だけではなく実体験が大切だと考えているので、今後も福祉施設など色々なボランティア活動に参加してみたいです。」と前向きな感想を聞かせてくれました。
メリアキッズクラブでは、毎月の定例開催に加え、夏祭り企画や大泉緑地での昆虫やキノコ探し、クリスマスコンサート、ボッチャ体験など様々なイベントを実施しています。
特技がなくても大丈夫。年齢問わず子どもが好きな方大歓迎です!
【問合先】メリアキッズクラブ 小嶋:080-7178-7595
アットホームで自由に過ごせる居場所を提供されていて、子どももボランティア体験者も積極的にやりたいことができる雰囲気が魅力のボランティア体験先でした♪
野田校区福祉委員会に所属している野田ボランティア部は、地域の方々が楽しく生きがいのある生活ができるよう1999年に活動をスタートしました。活動の1つである"ふれあい喫茶"は、地域住民のつながり・出会いの場として毎週金曜日10時から南野田地域会館でコーヒーとお菓子が100円で振る舞われます。取材当日は約40人の地域住民が集い、笑い声が絶えません。
代表の上野さんは、活動の魅力を「知らない人との出会いで輪が広がっていくこと。」と語られ、さらに「来てくれる皆さんからは開催回数を増やしてほしいという要望もある。」と大変喜んでおられました。
喫茶終了後のスタッフミーティングでは「ボランティア活動は無理なく続けていくもの。」と、スタッフの負担にならないように活動時間や役割分担について話し合われていたことが印象的でした。
昨年に引き続き今年も夏のボランティアチャレンジ(当事業)に協力した理由については、「学生さんが来てくれることでメンパーの刺激になる」「学生さんにとっても将来につながる経験になればと思う」と話してくださり、当事業を積極的に活用していただいていることを大変嬉しく思いました。
「自分が人前で目立つよりも裏方で誰かを支える方が好きなんだと思います」と控えめに語るブール学院高等学校に通う西村さん。ボランティアサークルに所属しているため、日頃から近隣幼稚園でハンドベルの演奏や障害者のパン販売のサポート、東日本大震災被災地への募金活動など、ボランティア活動の経験が豊富です。
そんな西村さんは、今回のボランティアでは普段接点の少ない高齢の方との交流を求めてふれあい喫茶に参加したそうです。
「最初は緊張もありましたが、コーヒーやお菓子を配膳するな。かで、来てくれた地域住民の皆さんが"がんばってね"ありがとう"と優しく声をかけてくださったので、とても楽しく過ごせました。」と語ってくれました。
将来については、「まだ決まっていないけど、今だからこそできる経験をたくさんしたいと思っています。次は子とも食堂や学童でボランティアをしてみたいと思っています。」とに着実に取り組む姿勢はとても輝いていました。
野田ボランティア部では、ふれあい喫茶活動の他にも高齢者施設で地域住民を招いた食事会や高齢者向けの"ずぼら体操"、子育て支援"でんでん虫キッズ"等々、地域で様々な活動をしています。関心のある方はぜひ足を運んでみてください。今後も学生さんだけでなく、幅広い年代の方を募集しています!
【問合先】のだボランティア部代表 上野:090-3716-2820
隣の方の声が聞こえないくらい大賑わいです!地域の方々の活気にこちらが元気をもらえるボランティア活動先です。