堺市民生委員児童委員連合会では、地域の多様な機関や団体と連携し、組織的計画的に民生委員活動を進めていくため、運営委員会・専門委員会・連絡会を設置しています。
各委員会においては、様々な地域生活課題に応じた取り組みをすすめていけるよう、研修会等を通じて資質の向上に努めています。
運営委員会
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- 総務委員会
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年に一度、堺市内の全民生委員児童委員・主任児童委員が集う一大イベントである堺市民生委員児童委員大会の企画を行っています。
第一部の式典では永年勤続表彰など、第二部では講師を招き講演会を行い、堺市内の委員全体が交流を持つ機会となっています。
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- 研修・広報委員会
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年に2回「みんじれん堺」の記事集めから校正まで全て委員が行い発行しています。平成29年からは課題となっている事柄を取り上げ、アンケートを作成し、それぞれ校区で答えてもらい集約を行う形で特集記事の掲載をスタートしました。
みんじれん堺を通じて、堺市全体の各校区の取り組みを共有すること、また活動の現状を知るきっかけとなっています。
機関誌「みんじれん堺」はこちら
専門委員会
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- 生活福祉委員会
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生活困難者やひきこもりの方を見守り、
支援につなげていくために 生活困窮者やひきこもりの方への支援が課題となっていく中、支援のための研修を行っています。
実施に研修では民生委員が地域のひきこもりの方を専門機関につなぎ支援につながったケースもいくつか紹介されましたが、今後も社協や行政などと連携を進め見守る体制づくりを進めていきます。
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- 児童福祉委員会
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児童虐待の現状を知り、
地域での見守りを強化する
行政機関を講師に迎え、児童虐待が増加している中、予防するためにはどうすればいいか、また早期発見と通告の大切さについての研修を行っています。
また、年に1度主任児童委員会と連携し「一日里親事業」を実施しています。(一日里親事業:養護施設の子どもと主任児童委員・民生委員児童委員・大学生と一日お出かけをすることで交流を行う事業)
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- 障害者福祉委員会
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当事者との交流の中でこれからの
支援の在り方・関わり方を考える 視覚や聴覚に障害を持っている方との意見交換会を通じて、当事者の日常の生活上の困りごと等を知るだけではなく、民生委員児童委員のことも知ってもらう機会をつくっています。
意見交換会では、ともに出来ることとしてまち歩きや防災訓練があるということで地域単位で少しずつ取り組みが行われています。
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- 高齢者福祉委員会
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認知症の方への理解を深め、
地域で支えていくために 平成30年度に堺市が「堺市超高齢社会に対応するための地域包括ケアシステムの推進に関する条例」が全国に先駆け施行されたことを受け、「地域包括ケアシステムの推進」についての研修等を行っています。
高齢化が進む中、住み慣れた地域で誰もが自分らしく暮らし続けることが出来るよう、ますます地域での支え合いが求められている中で、民生委員としても更に支え合いが行われるよう働きかけていくことが大切ということを研修を通じて再認識しています。
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- 主任児童委員会
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家庭や学校訪問、日頃からの
見守りを通じて
虐待を防止する地域づくりを こどもの貧困や児童虐待が増加している中で、学校やこども園・幼稚園を訪れ連携を図っていることはもちろん、日頃の見守りから地域で子育てを実践しています。
主任児童委員会全体としては、毎年管外研修と座学研修を行い、主任児童委員間の交流と連携を図り、各校区の取り組みなどについて意見交換を行っています。
連絡会
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- 介護相談員連絡会
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介護施設の入居者の
代弁者として
堺市から「介護相談員派遣事業」を受託し、各区2名の介護相談員を選出し、月に2回の施設訪問を行い、入居者の話し相手となり、入居者の"代弁者"として活動しています。
施設の入居者にとって、相談員と話すことが楽しみという意見も多く、なかなか周りには言いづらい本音を引き出し、関係性を築くことができています。また、認知症の方への対応や相談技法についての研修を行い、より良い代弁者になれるよう取り組みを進めています。